貧乏ダイエット

脊柱管狭窄症になってしまった私が無理な運動も出来ずお金も無い中の必須ダイエット挑戦記録。

「マインドコントロールからの脱出」⑥

こんにちは。きーさんです。久しぶりの投稿です。

S会に入会させられて60年・・・マインドコントロールがとけて過去を振り返る事はキツイ作業ですが、書くことで自分になにが起こったのかを整理したいと思います。

前回ではきーさんに課せられたあまりに多大なS会の活動を箇条書きでお伝えしましたが、それを真面目に行ってきた、きーさんの反動がどこに向かったのかを書いていきます。

 今、その時の感情を思い起こすとこんな感じ・・・

「絶対に正しいS会の活動をこんなに頑張っているのは、皆のため。(皆とは子供や自分を含めた全ての人々)なのに、なんで困らせるの?」

思うようにならない子供の行動に対して、敵対心を持ってしまったんです。

敵対心っておかしいよね。自分の子供なのに。次第に怒り方とかが攻撃的になってしまいました。

S会の活動中は幹部として振る舞いながら家に帰ると、現実の生活の中で母親として子供の要求に対して無条件に愛情を注ぐこと。これが出来なくなってしまいました。

無条件ではなく条件を超えている者を受け入れられないし、思いとうりにならない相手を憎らしく思うようになっていた感じ。

特に長女に対して暴言や暴力をふるいました。

当然、長女は精神的なダメージにより入院するまでに。今、書きながら涙があふれます。

しかし、S会から脱出できたのは長女の力でした。すんごい!

頭がおかしいどころか自分が正義だと思い込んでいる母親に対してひとつひとつ、過去の言動を思い起こさせて、おかしくなっていた事を諭すのです。

S会の活動は一日中だったので子供たちの気持ちを考える時間もなかった。そんなゆとりがなかったのは事実です。毎日、毎月いつも目標をたてられていたので数字に追われていた。そりゃ、おかしくなるよ。

きーさんは次第に自分の言動を思い起こして振り返るようになりました。

そして、そう自分の子供時代のおかれた環境と照らし合わせた時、はっきりと分かった!「この宗教は間違っている。」

懸命に言われたとおり祈り・活動してきたその裏側では、だれかが犠牲になっている。ようやく、出た答え。長かったね。脱会するまでに、自分を思い返す機会と時間がないとたどりつけない。

きーさんは勇気ある長女のおかげで目がさめ、きっぱりとあしを洗う事が出来ました。

めでたし めでたし。

ホント、今や弱いものへのイジメや子供への虐待やそんな事が取りざたされるけど、実際他人事かな?親子関係、友人関係、会社関係などなど、過去の子供時代の体験を思いかえす時、認められ満たされて育った人がどんだけいるのかなって思います。いろんなものに追われて縛られてがんじがらめの人間が子育てするには、ゆとりがなさすぎる。

なにかしら、マインドコントロールされているんじゃないですか。

きーさんは人間だけど生物としていきていけばいいんじゃないかなってぐらいの考えでいます。ご飯が食べられるくらいの頑張りでやっていきます。

    ではまた。